おおみや葵の郷は

京都洛北の地域医療を50年近く支えてきた北病院を母体として、平成22年4月に開設した介護療養型老人保健施設です。
更に、2020年4月に介護医療院に施設転換しました。
長期療養を必要とする要介護者に対し、施設サービス計画にもとづき要介護者が有する能力に応じて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護、その他日常生活上のお世話及び機能訓練等を行うことにより、療養生活の質の向上及び、入所者が可能な限り居宅において自立した日常生活を営むことができるよう、必要な援助を行うことを目的としています。

品質方針

  1. 私たちは、介護の必要な高齢者・障害者の方々が、安心して療養生活を送れる質の高い安全な医療・介護サービスを提供します。
  2. 私たちは、住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、在宅復帰の支援とショートステイ・訪問リハビリ・通所リハビリの在宅サービスを提供します。
  3. 私たちは、民医連の介護医療院・診療所として最も困難な人に寄り添い、命の平等を守りながら、安心して暮らし療養できる街づくりを目指します。

この方針実現のために、住民、友の会、医療・介護に携わる人たちとともに、地域の医療・介護ネットワークの拡充、および医療・介護水準のたゆまない向上に努めます。また旧北病院時代から徴収しなかった「差額ベット料」を引き続きとらず、早期に無料低額事業の取得を目指し、誰もが平等な医療・介護が受けられるよう取り組んでいきます。

高齢者にやさしい療養環境

ベッド数は60床。 専門的なリハビリ訓練室、家庭型浴槽、特殊浴槽、食堂、在宅復帰を想定したトイレなどを設け、可能な限り家庭生活に近い入院生活がおくれるように配慮しています。


デイルーム

デイルームは食堂、レクリエーション、患者・利用者様の憩いの場です。食事も生活リハビリとして、状態に応じた工夫をしています。楽しみで待ち遠しい食事をめざしてとりくんでいます。


室料(ベッド)差額は一切なし

民医連の精神は誰もが等しく医療や介護を受けられること。利用にあたって、差額ベッド料は一切徴収していません。


家庭復帰のための生活リハビリを重視

理学療法士、作業療法士による個別・集団訓練に加えて、入院入所生活すべてをリハビリとしてとりくめるようスタッフ全員で援助します。


理学療法

グループによる体力増強・維持や、起きる、立つ、歩くなどの基本的な動作の獲得をめざし、指導、援助を行っています。


作業療法

日常の生活で困難な動作を工夫・修正することや、遊び・趣味の創作などの作業を提供することでからだやこころを元気にし、生活の質を向上させる作業療法をおこなっています。


在宅医療・福祉・介護を総合的に支援

北区・上京区の民医連のネットワークを生かして、上京病院をはじめ診療所や訪問看護ステーション、ヘルパーステーション等と連携し在宅生活の支援をおこないます。