医療法人 葵会 北病院 ホームへ戻る
北病院だより >> No.18 (2006/03/31)

知っ得情報
良い杖・靴の条件とは 〜自分の身体に合ったものを〜

当院を利用される患者様が入院される際は、たいてい「使い慣れているから」との理由で、自宅で使用していた杖や靴などを持ってこられます。もちろん自宅と同じ様に自分が最も使い慣れているものを使うのは大事なことですが、中には自分の身長の半分以上はあろうかという杖をつき、スリッパを履いたり靴の踵を踏んだ状態で歩いておられる方もみかけます。もし、この状態で「もう少し楽に歩きたい」という気持ちが有る様でしたら、杖や履き物の変更を考えてみるのもひとつの方法です。

杖の長さは最も多くみかける一本杖を使用する場合、直立した状態で、つま先の先から前に15p、外側に15cmに杖の先を置き、腰に引き付けて杖を握った位置で、ひじの関節が30°曲がった状態での手の高さとするのが一般的です。この高さは、足を伸ばして太股の外側を下から上に手のひらの付け根で押さえていくと、股関節の辺りで触れる事の出来る骨のでっぱり(大転子といいます)の高さにほぼ一致します。

履き物は歩いたり立ったりする事を考えておられる方は、スリッパでは脱げやすく転びやすい為、靴を使用するのが一般的です。靴に関しては、自分の足のサイズに合ったものを選ぶのはもちろんですが、脱ぎ履きがしやすい事や、靴の裏面に滑り止め機能がある事なども大切です。また、足の指に痛みがある方は、つま先にゆとりがある物を選択した方がスムーズに動作を行うことが出来ます。

歩き方、立ち上がりなど、動作を行うときの方法は人それぞれ違います。
本人に合った杖や靴を選択する事が大事です。

<杖の高さの設定>

<良い靴の条件(一例)>

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