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北病院だより >> No.18 (2006/03/31)

利用者様、ご家族様、読者の皆様
-院長挨拶-
本年4月で北病院が療養型病院に転換し、現在地で丸6年が経過しました。
この間、実人数1000名以上の方々が当院を利用され、現在もほぼ満床状態で推移しています。
これまでにお寄せ頂いたみなさんのご支援・ご協力に厚く感謝いたします。
当院開設時、"在宅療養への架け橋""生活リハビリ"のかけ声で出発しましたが、療養型病院として利用者・家族の方の要求にこたえられてきたのか、見直してみる必要があると考えています。
医療・介護を取り巻く状況も大きく変化し、昨年10月から居住費、食事代が自己負担になり利用者さんの負担が大きくなると同時に、病院の経営にも大きな影響を与えています。
さらに今後、療養型の病床を大幅に減少させる政策が打ち出され、これが実施されれば慢性期に入院しようにもできない、在宅療養も困難となるいわゆる"療養難民"が何万人も生み出されると予想されています。
このように安心して療養できない状況が作られる中だからこそ、基本的人権の尊重、生存権の擁護、なによりも平和を大切にする憲法の理念を医療・介護の中にどのように生かしていくのか、重要なポイントになっています。
6年間を見直しながら、利用者・家族の方、地域の方と共に、どのように生かしていくのか考えたいと思っています。
利用者さんを中心に据えた医療・介護をすすめるために、さらに職員共々努力していきますので、ご意見・要望・批判を積極的にお寄せいただくようお願いたします。
北病院院長 永田文雄


医療制度改悪の中止を求める署名にご協力下さい
「小泉構造改革路線」自己負担・保険料引き上げ、病院追い出し 医療制度大改悪をやめさせよう!

・小泉内閣がすすめる規制緩和、大企業応援政治は国民の所得格差を広げ、いびつな競争社会や貧困層の拡大、犯罪の増加をもたらし、社会不安の重要な要因となっています。こうした状況のもとで政府がすすめる「医療制度改革」は国民の医療を受ける権利を奪いとる過酷な内容となっています。

・2006年10月から一定以上の所得がある70歳以上の高齢者は窓口負担が2割から3割に引き上げられます。療養病床入院は今年10月から70歳以上の場合、食費・居住費が保険からはずされ自己負担となります。この結果、入院費は多い方で月3万円ほど増えて、9万円にもなります。2008年4月には70歳〜74歳の窓口負担を1割から2割へ、療養病床の食費・居住費保険はずしを65歳〜69歳に拡大する予定です。

・2008年4月から75歳以上の扶養家族は高齢者医療制度に加入することになります。住民税課税者の場合、年に約6万円の医療保険料が別に介護保険料と合わせて年金から天引きされます。また65歳以上の国保加入者は保険料が年金から天引きされるようになります。

・小泉内閣は医療費自己負担や保険料引き上げを国民に押し付ける一方で、後6年間で療養病床全体の6割に当たる23万床を削減する予定です。
入院先をなくした患者はいったいどうすればよいのでしょうか。国民の受療権を奪い、患者の生存と家族の生活を脅かすこのような政治はもうやめさせましょう。

・山口県岩国市では米軍基地に反対する住民投票が成立、投票者の9割以上が米軍基地反対の意思を示しました。生活の安心と平和を望む住民の願いにこそ道理があり、力を合わせれば住民の願いを実現する道が開けることが示されました。国民の受療権が所得により制限されるのは憲法の趣旨にも反しています。医療改悪中止と安心してかかれる医療を求める取組みを広げていきましょう。

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